この記事に辿り着いたということは、ChatGPTを存分に活用されているということですね。そして、ChatGPTのAPIを利用して更なる高みへいこうとされていることと思います。

OpenAIは最近、ChatGPTの開発者向けのAPIを公開しました。これにより、開発者は独自のアプリケーションやシステムにChatGPTを組み込むことができます。そのためにはChatGPTのAPIキーが必要になります。

そこでここでは、ChatGPTのAPI key(キー)の取得方法を丁寧に解説します。

アカウントとAPI keyの作成

1. アカウントを作る

おそらくもうすでにアカウントを作成している方がほとんどだと思います。しかし、念の為。

こちらのURLからアカウントを作成してください。

2. API keyの画面に飛ぶ

ログイン成功したら、画面右上のアカウントアイコンからメニューを開き、「View API keys」のタブをクリックしてください。APIキーを作る画面に移行します。

3. API keyを作成する

画面中央の「Create new secret key」をクリックします。

キーに紐づく名前をつけることができます。ここでは「Test」としました。

すると画面中央にAPIのKeyが生成されるので、コピーして保管してください。ここで、一度きりしか表示されないので、要注意です。

APIの利用料金

現在は、始めの3ヶ月は５ドル分のクレジットが無料で使用できます。使用するモデルとトークンの数に従って料金は変わります。gpt-3.5は以下の料金で使用できます。ちなみにトークンとは情報量のことで、この段落のトークン数はわずか106(0.1K)です。

モデル	入力	出力
4K context	$0.0015 / 1K tokens	$0.002 / 1K tokens
16K context	$0.003 / 1K tokens	$0.004 / 1K tokens

ちなみに、モデル「4K context」はコンテクストウィンドウの大きさを示しています。これは、一度に扱うことのできる情報量を示しています。

さらに詳しい情報は公式ページを参照してください。

利用料の上限セットアップ

chatGPTのAPIでアプリケーションを作る場合、多くのユーザーが利用すればそれに応じて利用料も増えていきます。使い方によっては、上限を設定する必要があるでしょう。こちらのページから上限を設定することができます。